© Yosuke Takeda

Our Mission

ミッションについて

日本の女性作家を世界へ

WtWやSNSを通じて作品を発信。

国際ネットワークの拡大

NMWAを通じて日本のアーティスト・キュレーターのグローバル化を支援。

アートを通してジェンダー平等、多様性を推進

アートはアーティストの声、社会の声、時代の声。
展覧会やセミナー、パネルディスカッション、公演を通じて課題を提起し、気づきを広げ豊かな社会を目指す。

この3つのミッションのもと、日本委員会は Women to Watch 参加、#5WomenArtists、ジェンダーサーベイを中心に活動しています。

@ Yosuke Takeda

© Kevin Allen

Women to Watch

活動内容

数年に一度、NMWAと世界各国・全米各州に広がるNMWA委員会が協力し、女性作家たちを国際的な舞台へと押し上げることを目的とした展覧会を開催しています。各委員会が指名するノミネーティング・キュレーターが、展覧会のテーマに沿って5名の作家を推薦。その後、D.C.の担当キュレーターが、他の作品との調和や展示の構成を考慮し、各地域から1名の作家を選出します(これはコンペティションではありません)。第7回「Women to Watch(WtW)」では、「New World: コロナ後の世界」をテーマに、日本から初めて長谷川愛氏が選出されました。彼女の作品は、同性婚や同性カップルの人工授精を題材にしたもので、ワシントンD.C.でも大きな話題となり、The New York Times、The Washington Post、The Guardianといった主要メディアにも取り上げられました。2027年に開催される第8回WtWのテーマは「A Book Arts Evolution」。デジタル時代における「読む」という行為を再考し、新たなブックアーツの可能性を探る展覧会となります。
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#女性アーティストの名前を5人挙げられますか
#5WomenArtists

活動内容

「女性作家の名前を5人挙げてください」。2016年以降、National Museum of Women in the Arts (NMWA) は、毎年3月の「女性史月間」にこの問いをSNSで投げかけてきました。#5WomenArtists のハッシュタグを用い、InstagramやXを中心に展開されるこのキャンペーンは、美術界において女性アーティストが正当に評価されてこなかった事実に光を当て、現在もなお美術館、ギャラリー、オークションハウスにおいて著しく過小評価され、十分に取り上げられていない現状を浮き彫りにしています。こうした状況を是正すべく、NMWAの呼びかけに応じ、毎年世界中の美術館や文化機関、そして何千人もの個人が、5人の女性アーティストの作品をSNSで紹介しています。
このキャンペーンを通じて、アートの世界におけるジェンダー平等について国を超えた対話をしようという企画です。

Survey

活動内容

世界経済フォーラムの2024年ジェンダー平等ランキングで、日本はなんと119位。では、日本のアート業界の現状はどうなのでしょうか?
日本委員会では、この実態を明らかにするため、毎年春に独自のサーベイを実施し、その結果を発表します。
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